「名探偵ピカチュウ」を観ました

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評価

★★★☆☆
子どもと観に行くならいいけど、大人がエンターテイメントとして観るには物足りなかった

あらすじ

かつてポケモンのことが大好きな少年だったティム(ジャスティス・スミス)は、ポケモンに関わる事件の捜査へ向かったきり、家に戻らなかった父親・ハリーとポケモンを、遠ざけるようになってしまった。それから年月が経ち、大人になったティムのもとにある日、ハリーと同僚だったというヨシダ警部補(渡辺謙)から電話がかかってくる。「お父さんが事故で亡くなった―」。複雑な思いを胸に残したまま、ティムは人間とポケモンが共存する街・ライムシティへと向かう。荷物を整理するため、ハリーの部屋へと向かったティムが出会ったのは、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す、名探偵ピカチュウ(ライアン・レイノルズ)だった。かつてハリーの相棒だったという名探偵ピカチュウは、事故の衝撃で記憶を失っていたが、一つだけ確信をもっていることがあった……。「ハリーはまだ生きている」。ハリーは何故、姿を消したのか? ライムシティで起こる事件の謎とは? ふたりの新コンビが今、大事件に立ち向かう!

https://meitantei-pikachu.jp/introduction/

感想

まず、ティムが「かつてポケモンが大好きだった」ということがいまいちわからないままスタート。友人のすすめでポケモンハントするものの失敗。ティムはポケモンに嫌われるフェロモンが出てるとか?いやそういうわけじゃなさそうだし…過去に相棒ポケモンが死んだ…とかでもなさそうだし…と思ってるうちに、父のハリーの訃報が。

ハリーと不仲だった理由もあんまりよくわからない。後で僕のことなんかどうでもいいんだと思ってた、みたいに言うものの、父がどうでもよさげに扱ったような描写もない。なので、観ていると、なぜかポケモンを連れ歩かないティム、なぜか父親と不仲でどことなく哀愁が漂う…というイメージのまま観ることに。

全体的にキャラクターの掘り下げが浅い。一緒に謎を解くヒロインがいるものの、ティムがヒロインに惚れるような出来事がないのに惚れたっぽいことになっている。

この映画では、映画が説明する「ティムは昔ポケモンが好きだったんだよ」「お父さんとは不仲なんだよ」といったメッセージを、映像やストーリーでなくキャラクターたちのセリフから読み取らねばならず、えっ、そんな素振りなかったけどな…?という疑問が残る。ただし、映画はどんどん進むために疑問だけ残って「???」と思って立ち止まってもいられないので、そう受け入れながら観ていくことに。

劇中で出るCGのポケモンは結構リアルでよかった。リザードンはドラゴンだし、ピカチュウはふわふわのねずみだし、フシギダネはわりかし爬虫類だった。おっさん声のピカチュウってすごくいい。ライアン・レイノルズのピカチュウも観たかったなあ。時間の都合上吹替版を観たが、声優も不自然でなくよかった!ところどころ小ネタ(ポケットピカチュウ10万歩とか)が挟まれていて、ポケモン世代はニヤニヤしたと思う。

この映画、実写になっているからつい大人も見入ってしまうんだけど、要するにいつものポケモン映画のように、対象年齢低めだったのだ。対象年齢が低いと思って見れば、人物の掘り下げの浅さやご都合主義をなんとも思わないんだけど、大人向けと思ってみると物足りないんだ。いわゆるnot for me、私向けではなかったのであった。

peaco

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